メイド姉の演説が南部諸国に引き起こした波紋。
南部諸王は農奴解放を認めるが、そのことが中央諸国の反発を買う。
一方、この事態を見た青年商人は先物取引を乱発させ、超インフレを起こす…。
南部が関税をかけ食物が手に入らなくなった中央諸国は南部に宣戦布告する！

魔王の置いた布石が一気に動き出しますが…
その魔王は魔王位の更新のために不在でピンチです。

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魔王に扮したメイド姉の演説は、思った以上に大きな波紋となる。
紅の公女を庇った南部諸国は、中央教会の敵とされる。
これは中央教会も元から計算済みの事態でしょうが…

農奴たちも解放を望み、食糧増加の余裕もあり南部王家も承認する。
中央教会からの反発には、別の正当教会を作って対抗。
現実世界で　イギリスが英国教会を作ったのと同じ手ですね。

魔界からの防波堤である南部だが、中央が戦争をしてくる事態は不可避。
国力をあげるために、開拓民を南部に取り込む方策も行われる。

メイド姉の指摘で、素朴な信仰心に反発されないよう南部の有利さをアピールです。
さらに文字の読めない農民のために吟遊詩人も活用。




活版印刷など、魔王の置いた布石が意味を持ってきたと断じる青年商人。
戦乱をにらんで食糧の買い付け…先物取引でインフレを起こす。
その狙いは利益だけなのか？




中央の異常なインフレの情報は、魔王の子弟たちのルートで南部にもたらされる。
商人子弟により、すぐに南部の食糧が流出しないように関税をかける処置が。

魔王の打った布石は、アイテムだけでなく、このような育てた人材もある。

食糧が手に入らず、中央は南部に戦争を仕掛ける準備に…。
先物取引で利益を得た諸侯は、金貨で食糧を買えると余裕ですが…どうでしょうね？ｗ




塩の不足する魔界から、火竜公女が青年商人を訪ねてくる。
通りすがりの魔法使いに転送してもらったって、魔法使い何してるですか（＾＾；

火竜公女との再会に、青年商人は魔界と人間界はもっと分かりあうべきと考えを持つ。




一方、『魔王』更新中の魔王さまを見守るメイド長。
回想するのは、魔王となることを決めたころのこと…。

魔王は王墓で先代魔王たちの魂による汚染で自分の意思を失った魔王そのものになる…？
汚染を最低限にすると魔王の戦闘力も得られない。
その分は知識で魔界を治めると決意した魔王。

そこまでして魔王になる決意をしたのは、今の対立構造でない未来を作るため。
まだ生まれたばかりの勇者と出会い、分かり会える奇跡に掛ける…。
勇者と会った時、魔王はそんな決意だったのですか。




魔王未帰還のまま、南部諸国は中央からの宣戦布告を受ける最大の危機に！
避けれなかった戦いを嘆く勇者…

損害を最低限にするために雪が降るまでねばる作戦。
国力に勝る中央を相手に南部諸国はどう戦う？

いよいよ次回は戦争突入になるのかな…。　
魔王の打った布石は戦場でも生きてくるはずですが。

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