Re:CREATORS 第21話『世界は二人のために』 感想（画像付）

現界したセツナに諭されるアルタイル…
再びセツナちゃんが消える運命から救うため、二人のための世界を作り出す。
なるほど…って、観客はこの結末で理解できるんだろうか？ｗ
ラスボスが成仏みたいな結末になって、後1話は何の話をするだろう？
颯太の言う、最後まで事件に関わるキャラって誰なのかな。
残るキャラだと、メテオラさんかなｗ

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（ストーリー）
シリウスを取り込み、他の被造物を圧倒するアルタイル。
彼女の悲願である「大崩潰」の発生は目前に迫っていた。
それでも現実世界を守りたいと願うメテオラたちは、最後の手段に出る。
それはアルタイルの創造主であるシマザキセツナの現界だった。
被造物として同じ世界での邂逅を果たしたアルタイルとセツナは、お互いの
胸の内を語りはじめる。





「こんにちは。やっと会えたね。アルタイル」
セツナちゃんが被造物として現界！？

「汚いぞ！汚い！お前達は卑怯だ！お前達はこんな事を！こんな卑怯な事を！」
人間ズルいぞｗ

「こんなやり方で君を追いつめるなんて卑怯だし汚いよ。君の言う通りだ…。
だけど物語なら許される！君がどうするのか観客はみんな待っている！」
物語だから何でもありなのか…






「やめて…やめて…。　その声で余の…私の名前を呼ばないで！　お願い！」
「ごめんなさい。私はあなたの名前を呼べないまま逝ってしまったから…嬉しくて」

「違う！　そんなこと言わないで…あなたは…違う！　
セツナじゃない！セツナのはずがない！　貴方は違う！
だってセツナは…だってセツナは…もういない…」

「私は確かに死んでしまった。それなのにどうしてまたここに立っているのか私にはわかりません
それはきっと奇跡みたいなものだと思います。でも私はあなたを描いた。確かに私は覚えています」
セツナを再現してセツナとして作られたなら、物語の中なら本物って言えるのか…？

「私があなたのセツナじゃないって、あなたを騙すための偽物だって怒るなら私をどうしてくれても構わない。
あなたにはそうする資格があると思う」

「無理に…決まってるじゃない。
私はずっとあなたに会いたかった！でも私があなたを知った時もうあなたはいなかった！」





「私は…あなたが思いの全てを託してくれたことを痛いほどわかっていて、あなたがどうして死んでしまったかも知っていて…
でもあなたのために何もできなかったことを悔やんで。
だからあなたのためにできることをしようとして！だから私はここまで来たのよ！
あなたが幻でもまやかしでも…私にはそんなことできない！」
セツナちゃんのため、それだけがアルタイルちゃんのすべて…。

「アルタイルはずっと私の為に怒ってくれていたよね。私すごくうれしいよ。ありがとう」
「だって当然よ…あなたのためだもの」

「聞いてほしいのアルタイル…私はあなたに酷い事をしてしまったんだと思う。
私はあなたを描き上げた時いい所も悪い所も全部の願いを込めて描いたつもりでした。
でもその中に世界が憎いという思いがなかったと言ったらそれは私は私に嘘を付いています。
認められなかったんだと思います。認めたくなかったのかもしれません。
私はその時願いよりも呪いに彩られていたのだと思います」






「そのせいで私はあなたに私自身の呪いを深く刻んでしまいました
あなたに私が負わせてしまったそんな呪い。あなたは世界ではなく私に怒るべきなんです」

「そんなこと言わないで！まるで私があなたのこと何もわかってないみたいに…　そんな言い方はやめて！
私はあなたの呪いなんか受けてないわ。これは全部私が選んだことよ。
だって私はあなたがどう思って消えていったか全部知っている。
他の誰よりも誰よりもその痛みを知っているから…
だってその痛みと引き換えて私は生まれ落ちたんだもの」

セツナを認めず死なせた世界を、物語を憎み、壊そうとしたアルタイル…





「あなたを描いたのは私なのに私よりあなたの方が私の事よく知ってる。
私は改めてそんなあなたを描けてよかったなって。そう思います」

「私は…あなたと共に歩みたかった。
あなたの途切れた記憶じゃなくあなたと時間を共にして色々な事を知りたかった！
あなたの作った物語の中でずっと共に歩んでいきたかった！」

「ごめんなさい。私は結局とても弱くてあなたと一緒に歩めるほど強くなれなかったから。だから…」





「あなたは弱くなんかないわ！
あなたが本当に弱かったなら私を描きだすより前にとっくに描く事をやめてしまっていた！
そうでしょ！？」

「あなたはいつも真剣で真面目。私の手を離れてからあなたは多くの人達の力を得て変わったんですね。
あなたは確かに私が作ったアルタイル。だけどあなたはもう私だけのアルタイルじゃないのです。
みんなに愛してもらえたからこそあなたは無限の能力を、無敵の力を手に入れた」

「もし私に役割があるのならそれは悪者よ。主人公じゃないわ。
私はその人達諸共世界を無に帰そうとしてるんだもの」





「あなたは悪なのかもしれない。世界を滅ぼす悪者。
でもあなたは同時に弱き者の王様。弱き者の騎士。そうやってあなたを見る人がたくさんいたのです」
弱者の味方か…

「世界に耐えて、世界を愛して、許せないと思うなら許さなくていい。好きになれなくてもいい。
でもそんな世界を含めてもう一度抱きしめるって…それがきっと世界を創る事なんだと私は思うのです。
私は結局最後までそうすることができなかったけれど…」

電車の到着する音が！？　セツナちゃん消えてしまうの？





「私は本当ならここにいちゃいけないのです。
これは奇跡。あなたのいた物語なら許されるけど私の世界では起きてはいけない歪んだ奇跡。　だから…」
セツナちゃんの存在が不安定に…

「うん。私は呪いを授けてしまったかもしれない。でもこの世界にあなたを描けて本当によかった」
またお別れなの？





「あなたがみんなに愛されてることが分かって本当によかった。
それをあなたに伝えられて本当によかった。私もあなたが大好きです」
言葉を伝えて、ホームに身を…！？

「せつなーー！！」
アルタイルちゃんが救いに飛び出す。






「ホロプシコン第二十三楽章・因果再築！」
せつなちゃんの死の再現を止めれるのか？

「承認力…いやすべての観客の感情がアルタイルの力に直結しその能力値を変動させている！？」
奇跡を願ってる…

「私はあなたに再び会えた！
私はもうあなたの知る私ではないし、あなたは私の知るあなたではないかもしれないけど…
それでも私達はもう一度会うことができた…」





「あなたが世界から切り落とされてしまったこの絶対の０．５秒を、私なら…あなたが描いてくれた今の
この私なら掬い上げることができる！」

「駄目…アルタイル。
私は世界の一番大事な決まりを捻じ曲げてここにいるの。このままじゃ…全てが終わってしまう！」

「そんなことさせない！私があなたの物語を…
途切れてしまったあなたの物語を創る！」





「あなたのくれた私の能力は森羅万象！　それは因果を捻じ曲げるだけじゃない！
無から有を構成することもできる無限の能力！
あなたの作ってくれた私は世界を作り出すこともできるのだから！」

2人が消えた…！？　新しい世界に行ったのか…





「情熱と切望と…悪い願いも良い願いも全部そんな衝動の中に含まれて。
そして物語は誰かの心に根差してその人の世界を変える。　そうよね、セツナ」

「ええ、ささやかだけどとても美しい景色へと。でもそれを作り出すことはとても孤独な事。
自分と世界に傷を残してここにいたって印を残すことと同じ」

「でもあなただってそうやって私を創った。
あなたがいることがこの世界を歪ませてしまうのなら別の世界で、別の物語の中で
私はあなたのための天地を創るわ。ずっと。今度は望まれるその最後まで…。
そしてあなたは私の創る物語の中で私の物語を綴る…
私とあなたで無限の物語を。無限の世界を。そして万物は流転する」

「あなたと私で神様になろうって。そう言ってるんですか？アルタイル」
「あなたと私なら平気よ」





「気づきませんでした」
メガネは本体じゃないのかｗ

「この眼鏡は私の物じゃないのです。ああ…そうだったんですね、颯太さん…。
これはねアルタイル。　とてもとても大事な物なのです。
だって…そう。この眼鏡をかけていた人。その人に見てもらいたくて
私はあなたを描いたんですよ」





颯太がセツナちゃんを助けなかったのは、嫉妬から…
セツナちゃんの前に進むのでなく、立ち止まってしまった。

「みんなに助けてもらってここに来たんだ
君が見ていたその景色を今度こそ見るために…」





「だから…僕は君を描いたんだ。
僕ができることを全部詰め込んで…僕が知っていた君を僕は描き上げた。
シマザキさん…僕は君を創った…僕は…君に…追い付けたんだろうか」






アルタイルは世界を壊すのでなく、セツナちゃんと2人の世界へと去って行ったのか…

エリミネーション・チャンバー・フェスティバルもフィナーレとなる。
観客はこの結末でいいんだろうか？ｗ
次回最終回、残ったキャラとのお別れかな。

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