冴えない彼女の育てかた♭ 第2話『本気で本当な分岐点』 感想（画像付）

詩羽さんとのデート！　先に当番回のあるヒロインは負けフラグ？ｗ
えりりは何か恵ちゃんとデートみたいになって面白いｗ
松岡くんが面白すぎて後半は松岡劇場でした！？
出海ちゃんも出番あったーｗ　2期では出番がマシマシだといいね！





以下、感想はつづきから　ネタバレ含みますのでご注意ください。

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（ストーリー）
ついに完成したシナリオの脱稿祝いの打ち上げとして、池袋でデートをする倫也と詩羽。
本屋、映画館と詩羽の知識欲を満たす場所を巡り、夜はレストランで食事をする二人。
そこで詩羽は、近くの大学に進学するべきか、関西の大学に進学するべきかを倫也に問いかける。
デートも終わり、帰り際の駅でその詩羽の問いかけに対し、とある結論をだす倫也。
その、結論を聞いた詩羽はとある行動に出るのだった。




「終わったわ。約束通り今度の土曜付き合ってもらうわよ」
シナリオを完成させた詩羽さん。　



悩ましボディだなｗ




「集合時間は朝１０時。遅刻もすっぽかしも許さない。　
私ずっと待ってるからね。　お兄ちゃん。
…じゃなかった倫理君」
まだキャラが降りてきたままかいｗ




「いつまでここにいるつもり？」
「そうね。　この物語シリーズを全巻読み終えるまでかしら」
なんて迷惑なｗ

「ここ本屋だよね。本をタダで読ませるためじゃなくて売るためのお店だよね？」
「仕方ないわね、ならこの本買ってくるから少しだけ待ちなさい」




シリーズ全巻買ったのかｗ

「あなたの来るのが遅かったせいで２人とも出てっちゃったじゃないのよ！」
「２人って誰？」

「聞いて驚きなさいあの霞ヶ丘詩羽と」
「あ～分かった。もう説明しなくていいから」
尾行するんだねｗ





「詩羽先輩、シナリオ脱稿お疲れさまでした」
「ありがとう倫理君。でも今いい所だから黙ってて」
ずっと読んでるｗ

「今日の打ち上げは詩羽先輩の強い要望によって開催されているはずなんですが」
「仕方ないじゃない。今は食欲よりも性欲よりも知識欲なのよ」

「それ読み終わったらもっと知識欲を満たすために映画行こうか」
「せっかくだから原作信者阿鼻叫喚の残念な実写化映画がいいわね。何かそれらしいタイトルないかしら？」

「いくつか思い当たる節はあるけど絶対タイトル言わないから！」
炎上しちゃうからｗ





「そういえば何であの２人が一緒にいるって分かったの？　どうしてその現場に居合わせたの？」
「それは買い物に来たら偶然見掛けたのよ」
そんな偶然あるかｗ

「偶然かぁ。そういえば前に六天馬モールでも偶然会ったことあるよね」
「あなたのような勘のいい女の子は嫌いだわ」

「あそこにいるの安芸君と霞ヶ丘先輩じゃない？ほら映画館の列に並んでる２人」
「やるわね恵！　そうやっておいしいところだけかっさらっていく抜け目のなさはさすがね！」

「えっと。私今すぐ帰っていいかな？」
恵ちゃん怒ってるｗ




映画終わって感想ｗ

「テレビ版の続編だからしょうがないにしてもやっぱり蛇足だったわね。
本としては陳腐もいいとこなのに絵とか音楽とか声優の演技で、何だかよく分からないけどすごいみたいに
押し切られているのよ」

「そういうの脚本が悪かったっていうよりキャラや演出が良かったって素直に称賛した方が
ファンとして幸せだと思うけどな」
「そういう妄信的な信者はいつしか制作者を堕落させるのよ」
面倒な人だｗ




「あなたもいいものはいい悪いものは悪いと言える目と勇気をちゃんと持つようにしなさい。
例えば私の作品でも悪いと思ったら容赦なくけなす勇気ということね」

「そんなことして怒らない？」
「怒らないに決まってるじゃないの。本気で向き合ってくれるユーザーの意見ほどありがたいものはないわよ
まあ　思いっ切り拗ねるけど、１カ月は口を利かない自信はあるけど
さらにその意見が的外れだったりしたら一生口利いてやらないけど」
こわいよｗ





えりりは映画見て感動してガン泣きｗ

「感受性豊かなんだね英梨々って」
「だってだって本編ではあんなに不遇だった麻里子がまさかのメインヒロイン昇格とか」

「そんな話だったっけ？」
「主人公の公平がテレビ版のメインヒロインだった羽衣のことを忘れて前向きに生きることを決意したのよ…
だとしたら隣にいるのは子供のころからずっと彼を見詰めてた麻里子しかいないじゃない！」




「よかったぁ…テレビ版の最終回で切らなくて本当によかった」

倫也たち店出ていくけど追わなくていいの？ｗ

「私達もそろそろ出ないとまずいんじゃない？」
「そんなことより今は『あの雪』よ！　まだまだ語り足りないわ！」

「あ～よかったね。幼馴染みエンド」
心こもってねーｗ




今度は高そうなレストラン。　詩羽ちゃんの印税あるからかなｗ

「とにかくこれで担当分は終了。今後はサークルにも顔出せなくなるかも。小説の仕事も残ってるし
それにそろそろ進路のことも考えないとね。他の人達より随分遅れちゃったけど」
シリアスな話題に…




「まあそっちは推薦が取れそうだからそんなに大変でもないけど。今２つくらい推薦枠が空いてるみたい」
一つは関西の方の大学、もう一つはここから電車で１５分ｗ

「今どっちにしようか悩んでるところ。倫理君はどっちがいいと思う？
ねね…倫理君。　どうしてそんなに慌ててるわけ？」
いじわるですｗ





「これなんかどうかな？　英梨々に似合いそうだと思うけど。
大抵のものは似合うよね。肌は白いし髪キラキラだしスレンダーだし。コーディネートのし甲斐あるなぁ」
「ちょっと待ちなさいよ恵！　こんな所で何してるのよ私達？」
尾行はどうしたｗ





「英梨々の普段着選びでしょ？さすがにいつまでもジャージってのも」
「そんな呑気なこと言ってる間に見失っちゃったじゃないのあの２人！　とにかく今からでも捜しに戻らないと」

「別に今日の所はいいんじゃないかなぁ？
そもそもストーカーまがいのことしていいのかっていう根本的な疑問はさておいて」
「何言ってるの！
あの２人放っておいたら何をしでかすか分からないじゃない！　これってサークル崩壊の危機よ！」

「今日の所は何もしないから安心していいわよってさっき霞ヶ丘先輩から」
全部バレてたｗ




「詩羽先輩！　俺は関西じゃなくてこっちに残った方がいいと思う。
こっちにいれば先輩が大学生になった後だってまた一緒にゲームとか作れるかもしれないじゃん。
先輩の方から俺と組むのなんか二度とごめんだって言われたら引き下がるしかないけど…」
引き留めきたー！





「そんな顔するんだ…悪い倫理君ね。
ならチャンスをあげる。私達のゲームの最後のルートのシナリオ」
展開も結末も変えたって！？

「これが私達の…私達のゲームのもう一つの可能性…倫理君に決めてほしいの。
この前の初稿とそこにある第二稿どちらを選ぶのか
そして私はこの先どうしたらいいのか…」
耳元でいうの色っぽいｗ

「読まないわけにはいかないわよ。　決めないわけにはいかないわよ。
今のあなたはただのファンじゃなくてディレクターなんだから」
選べ！ｗ






「いないのかな安芸君？」
「確か朝１０時集合だったよね？
まさか昨日の夜から帰ってないとか…？　今頃ホテルの部屋で夜明けのコーヒー飲んでたりとか！？」
えりり、鍵を探すなよｗ

って恵ちゃんは合鍵持ってるんかい！　さすが幼馴染ｗ




新しいシナリオを読んでガン泣きしていた倫也ｗ
泣くか、挨拶するかどっちかにしろｗ





お互いを守るため敵と戦うことを決意したかつての兄と妹にして恋人同士の２人
とここまでは今のシナリオと同じ。
だが昨日詩羽先輩が俺に渡してくれたこの新シナリオはここからの展開がまるで変わってる

「あ～やっぱり。兄妹で愛し合うって設定がＮＧだったんだね？」
「それどころか逆だ！
こっちのシナリオでは現世の恋人である巡璃よりも前世の妹である瑠璃の意識の方が強く表に出てくる！」

まさかのヒロイン交代ｗ
ここからは今まで以上に兄と妹の禁断の愛の世界が始まる！？






そんな二人きりの幸せな時間も長くは続かなかった。
この崩壊しかけた世界を救うためには瑠璃の中に秘められた魔を打ち破る力が必要。
しかしその力は瑠璃の記憶をすり減らすことでしか発動しない。

「つまり世界と妹のどっちを取るかという究極の二択ってわけね？」

そしてとうとう最後の決戦の時！　最強の敵を前にしても最愛の妹である瑠璃を消す決断ができない主人公双真
しかしそんな弱くなってしまった兄を本当に心の底から愛していた瑠璃は彼に代わって決断する。
自らが消えることで世界を…いやたった一人の兄をこの現世に残すという彼女にとって一番正しくて、そして一番悲しい選択を」

「愛していますお兄ちゃん。瑠璃はお兄ちゃんと出会えてとても幸せでした。
この言葉にだけは嘘はありません…」





「瑠璃！待ってくれ！行かないでくれ！これで終わりだなんて嫌だ～」
「あ～お構いなく」
恵ちゃんｗ

「ほとんど作り直しじゃないのよこれ～！」
「そこはひとまずぐっとのみ込んでこのクオリティーに感動してくれよ」

「ええ、感動したかもしれないわね！
あたしがこの作品の原画担当じゃなくていまさら増えた作業量が頭に浮かんでこなけりゃね！」






「本当にこのシナリオに変えちゃっていいの？
これ今まで作ってきたこの作品の解釈変わるわよ。もしかしたらシナリオのテーマすらひっくり返るかも」

ゲームのパッケージヒロインは今まで通り巡璃かもしれない。
けれど物語の中心にいる真のヒロインは完全に瑠璃になってしまった。

「この喪失感、この切なさ…なのにこの爽快感。恋するメトロノームの霞詩子ここにありね」
「お前恋するメトロノーム読んでたっけ？」

「ネットの評判よ！あの女の小説なんて一行たりとも読んだことなんかないし」
素直じゃないなーｗ





「今日のサークル活動は詩羽先輩のこの新シナリオをゲームに組み込むかどうかについて議論する」

「嫌よ、この決断は作品の方向づけを決めてしまう。
だからプロデューサーとディレクターで決めるべき。あえて誰かと相談するのなら書いた本人でしょ」
「詩羽先輩はもう作業終わったし小説の方の締め切りもヤバいらしいし」

「一日中男といちゃいちゃしてる暇はあるのにね」
「見てきたようなデマ飛ばさないでよ」

「へえ～デマなんだ。あたしが昨日ありとあらゆる所で見てたのは全部幻だったんだ」
「なぜありとあらゆる所にいた？」
なんでですかねｗ




恵ちゃんが黙ってると思ったらゲームしてるｗ
って、出海ちゃんのとこのサークルのゲームじゃないか！！




「お兄ちゃん」
「何だい？出海」

「寒い」
予告通りセリフ二言ｗ










エンディングテーマ　「桜色ダイアリー」
なんだかんだで恵ちゃんがヒロインしてるなｗ

ここにきてのシナリオの変更！
ライバルサークルの出来を見て、どちらを選ぶ？
大事な選択ですね、どうする倫也！？

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(C)2017 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA ファンタジア文庫刊／冴えない♭な製作委員会