機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ　第22話『まだ還れない』 感想（画像付）

ビスケットの死で腑抜けになるオルガ。
三日月が狂気を見せて、オルガに喝を入れ再起させる。
今度は気合が入りすぎて過激に走りそうで危険ｗ
大人組のラフタ＆アジーがフォローの追われそう。
ちゃんとバックを担当する大人がいるのがこの作品の良さですね。

以下、感想はつづきから　ネタバレ含みますのでご注意ください。

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カルタは生き残り、ビスケットは死んだ…　
双方に消せない傷を残し終わった戦い。
だが何もまだ終わってない…。





まさかのビスケットの死に沈む鉄華団。
火星に帰ろうという意見も出るが、ミカはまだ還れない。
仕事が終わってないから。

オルガが一番ショックで部屋にこもっています。
リーダー不在に揺れる鉄華団。




蒔苗が島を脱出したことに焦燥するマクギリスの父たち。
セブンスターに食い込み、アンリをアーブラウの代表にすることで権力を手にし、ギャラルホルンでの地位を強固にする
はずだった…。
マクギリスが仮面で暗躍してるのは、父への抵抗もあるんでしょうね。

カルタは命令に従って撤退するしかない。
この先も私怨で鉄華団を狙いそうですが…　2クールで終わるともう出番無さそうだけどｗ





アインはまだ生死をさまよっていた。
躊躇するガエリオに、阿頼耶識システムをアインに付けるよう勧めるマクギリス。

かつて、72体のガンダムで戦争を終わらせたのが阿頼耶識システムを使った者たち。
それがセブンスターとなり、ギャラルホルンも作られた。




だが、今はもうそのギャラルホルンも腐敗し、政治闘争をしてる。
マクギリスの父への怒りですね…
先祖の誇りを思い出し、ガンダムで戦えとガエリオに仕向ける。
黒いよ、マクギリスｗ






オルガが閉じこもったきりで、不穏な空気となる鉄華団。
メリビットさんは子供たちに何かしてあげれないかと悩む。
雪之丞さんは、見守っておくしかないと。




親友の死に立ち止まるオルガと対照的に、もう止まることを許されない義務感で走り続けるクーデリア。
蒔苗を送り届けるため、カナダを経由して鉄道で向かうルートを準備。



クーデリアさん、出来る女になってきたね。
本気で火星独立の希望にならないといけなと思って、無理してるな…




蒔苗の再選のためにロビー活動もさせる。
フミタンの死以降のこの行動力…
男は立ち止まるのに、女は前に向かって進んでいく。
男女の行動の違い、岡田 麿里さんのシナリオの妙ですねｗ






タービンズの女たちも行先がなくて来た者も多い。
鉄華団の少年たちと目線の誓いラフタたち。
普通の大人として三日月たちに接するメルビットとの違いも興味深い。





立ち止まってるオルガに行動を即すミカ。

ここが約束した場所なのか？
どうすればいいだよ？　次は？　何人殺せばいい？
ミカ、怖すぎるｗ
この狂気感というかヤンでるキャラ造形も、岡田 麿里さんらしいよねｗ




ミカの荒療治で、オルガも再起する。
ちょっと気合入り過ぎた感じで、危ない感じですけど。
また動き出したオルガは鉄華団をどこに連れていくことになるのか…





立ち直ったオルガは、これからの戦いは、死んだビスケットたちの弔い合戦だと宣言。
アトラちゃんは、熱狂するミカたちを心配そう…





無茶しそうな子供たちに、見守り助けようというラフタや雪之丞さんたち。
危うい部分は大人がフォローしないとね。
そして、舞台は海から、アメリカ大陸に移っていく…。
そこでどんな最終面が向かるのか？

物語は、オルガとミカたちの居場所を作ること。
理想と父への反発で動くマクギリスの闘争。　
そして、フミタンの死への償いから希望になろうとするクーデリア。
個人的なその三つに焦点が絞られそうですね。
世界の変化とかは、個人の物語のための舞台装置か…
個人とまわりの小集団の話を描く深夜アニメから移入されたテイストを持った作品。
ガンダム作品としては新境地なものになっていくのか…　最後まで見守っていきましょうか。

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