櫻子さんの足下には死体が埋まっている　第11話『蝶は十一月に消えた（後編）』 感想（画像付）

三姉妹と呼ばれた親友たちの歪な関係は儚くも崩れた。
そして櫻子さんが追っていた『スフィーノイダー』が花房だと手がかりを得る。
でも櫻子さんがあんまり煽るから、キレた三奈美が逆上。
身をていして守った正太郎が刺される羽目に…　コンビ消滅の危機ですよね！
　
（あらすじ）
三奈美、二葉、一重にはかつて『秘密の隠れ家』があった。
『一重はそこにいる』三奈美は森の中に建つある家に一同を案内する。
そこで睡眠剤を大量服用した一重を発見する。
一重の生存に安堵する磯崎、二葉失踪以来のしがらみを忘れ涙する三奈美。
事件は解決、と思いきや、それが全ての始まりだった・・・告げるのは、森に響くヘクターの一声。
悲劇的な真実を次々に白日に晒していく櫻子を待ちうけていたものは・・・。

（スタッフ）
脚本／伊神貴世　　絵コンテ／加藤誠　　演出／加藤誠
作画監督／松本昌子、山本碧、加藤里香　　美術監督／伊藤聖、キム ヒョン ス
　

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5年前の二葉と一重が誕生日を祝ってくれた夢を見た三奈美。

一重は春贄の家にいると告げ案内したのは、森の中にある山小屋。
小屋の中でクロヒカゲの群れが！？





一重は睡眠導入剤を服用していたが、生きていた。
飼い犬の方が死んでいてクロヒカゲが集まっていたのか。

ヘクターが見つけた場所を掘ると骨が見つかる。
二葉はやはり死んでいたのか…





殺したのは誰だ？
煽りだす櫻子さん…今回はいつもより何か酷いな（＾＾；

三奈美は自殺したのだと話だす…。
三人はそれぞれ理由あって孤独で、友達になりこの小屋に集まるようになった。





だが自殺したがりの二葉が三人で死のうと言い出し、関係が平和な日々は終わった。

三奈美は恐くなり逃げたが、心配で帰ってみると、二葉が低い樹で首をつって自殺していた！？
一重は助けようとして手に怪我をしたので、三奈美が一人で二葉を埋めた。
二葉のことを忘れようとして一重と疎遠になった。






見つかった頭蓋骨を見て自殺ではないという櫻子さん。
誰かが首を絞めて殺害したんだ。
またも煽る櫻子さん。

耐えきれずに、一重が恐くなって二葉を絞め殺してしまったと自白。
自殺を強要されて錯乱しての犯行ね…
騙したという三奈美に、逃げたと責める一重。

磯崎先生は三人の苦しみを分かってあげなかったと苦悩する。
なんとも、磯崎先生には哀しい結末ですね…






櫻子さんは、蝶形骨が取られてるの気づき、骨が繋がったと歓喜。
スフィーノイダー、叔父が名付けた10数件の事件に関わってると思われる犯人。
骨を集めるために、人を死に誘導するヤツだったか…

花房を天使だという三奈美を、またも煽る櫻子さん。
甘い言葉で欺かれ利用されただけだと。
背中に彫り付けた羽根が特別なものって言われたのね…






「では、どうして一重に乗り換えたのだ？」
櫻子さんの決定的な言葉に、逆上した三奈美がパレットナイフで襲い掛かる。
庇った正太郎が刺されてしまう。

正太郎は無事だったが、責任を痛切する櫻子さん。
これまで関わった事件でも花房が関わっていた可能性が高い。
花房は危険だ。　もう自分に関わるなと正太郎に別れを告げる…。

やっと黒幕に骨は繋がったが、コンビ解消ですか。
どうなるんだ、最終回…

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(C)2015 太田紫織・エブリスタ／KADOKAWA／『櫻子さん』製作委員会