櫻子さんの足下には死体が埋まっている　第8話『託された骨（後編）』 感想（画像付）

真実は必ずしも一つであるとは限らない。
それぞれ違う真実もある…考えさせる話でしたね。
櫻子さんのネコの死因とか、もやっと謎が残ったね。

理科室の標本の中から人骨が見つかった。
それ自体に事件性はなく、佐々木教師の知人、曾根夏子という女性のものだったと判明する。
だが、骨と共に見つかった遺品の写真に書き添えられた短歌
『寄生木に想い重ねし吾が屍　腸の上　水芭蕉咲く』が気になる正太郎は、櫻子を連れ、
佐々木教師の姉、小雪のもとを訪れる。
小 雪の爪先が珍しい「ケルト型」であることに興奮する櫻子。
さらに小雪からは意外な言葉を聞かされて・・・。
　

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櫻子さんが猫の標本を持って帰った疑惑。
正太郎は、疑惑を残したまま、整理した佐々木先生の遺品を春間小雪に届けに行く。





小雪さんは、足の中指が長い珍しい「ケルト型」。
骨のことになると、お年寄り相手にもテンションあがる櫻子さん（笑）

骨の見つかった曾根夏子さんは、小雪さんの世話係で親友だった。

小雪さんの遺品の中に、赤ちゃんの骨もあると思っていた…





小雪さんの世話係として、母を亡くした夏子を父が雇った。
それから仲良く暮らしていたが、17歳の時に、夏子が未婚で子供を産んだ。
生まれてすぐ死んだ赤ちゃんの骨が見つかると思っていたのですね…

その後、小雪も嫁ぎ、夏子さんも家を出た。
教師になり勘当された弟は夏子と添い遂げれずに独身を通した。




櫻子さんが、遺品にあった『寄生木』の墓碑の近くに骨があるのではないかと推理。
墓碑の近くで、オルゴールに入った赤ちゃんの骨を見つける。
骨を見ていた櫻子さんは何かに気づく…




骨の入ったオルゴールを小雪さんに届ける。
櫻子さんは、死んだ赤ちゃんが小雪さんの子だったと指摘。
入っていた足の骨が同じ「ケルト型」だったから。




小雪が妻子のある男の子を身ごもってしまい。
夏子さんは弟の恋も捨てて小雪さんを庇ったのか…。




佐々木先生がなぜ夏子さんと結婚しなかったのか分からない正太郎。

真実は必ずしもひとつであるとは限らない…
赤ちゃんの骨を掘り起こし佐々木は、足の特徴から夏子が父の子で異母兄弟と思ってしまった
そんな誤解で結婚しなかったのか。





正太郎は、徳富蘆花を調べ、夏子との写真を小雪さんに届けに行く。
写真の裏に書かれた単価の意味に、涙する小雪さん…





櫻子さんが猫の骨を盗んだ理由…
アルナと対になるレイディアスの名を持つ猫だったから。
そして、櫻子さんが佐々木先生の名を知っていたのは、学園のOGだったから。
以前は女子高だったのですね。




二匹の猫は何者かに毒をもられ苦しんで死んだ。
佐々木先生は、櫻子さんの意を組んで標本作りを教えてくれた。






猫の骨は修繕して返す気だったが、正太郎の話を聞いて、生前二匹が仲良くしていたと思い出した。
それで引き離すのが出来なくなった…
磯崎先生と狐の標本と交換で返さなくていいと了承を得ていた。　GJな正太郎（笑）

深入りするなと警告した櫻子さんの叔父。
いったい櫻子さんは何の謎を追っているのか？
気になる謎の残る終わりです。

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(C)2015 太田紫織・エブリスタ／KADOKAWA／『櫻子さん』製作委員会