乱歩奇譚 Game of Laplace 第5話『芋虫』 感想（画像付）

サブタイの意味が嫌すぎる…。
正義感が強いゆえに、闇に落ちたカガミ警視。
法では犯罪者を裁けない矛盾、ノイタミ枠らしいテーマですね。
　

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カガミ警視は、両親が亡く、妹トキコと二人だけで暮らしていた。
大学生で服飾デザインを学ぶ妹は、カガミの心の支え…。







犯罪者は逮捕されても、裁判で負ける可能性が強いものは、起訴されないことが多い。
そのことに苦悩するカガミに、犯罪者を自分で裁いていた20面相のことを話すナカムラ。

そんな時、カガミは探偵のアケチと出会う。
20面相や模倣犯の情報があればくれるようにと。
カガミが一番信用できるから…。
だが、カガミは落ちやすい気をつけろと警告する。





警視にまで出世したカガミ…。
スナガを逮捕するが、責任能力がないからすぐ釈放されると言って来る…
撃ちそうなるカガミを止めるナカムラ。

ワタヌキの取り調べでは、ついに殴ってしまカガミ。
そんなカガミを諭すナカムラは、せめて逮捕することで犯罪が減らせられればと思っていた。






妹のトキコがコンクールで銀賞を受賞。
ケーキでお祝いすると約束し、カガミは帰宅を急ぐ。
だが、ナカムラが脱走し、カガミの家族を殺すと脅迫が出ていた。

急いで帰宅するがトキコは居なかった。
ナカムラに殺され、無残な姿となってビルに吊るされているのが発見される。






法で人を守ることは無意味、　もっと強い抑止力が必要。
自ら20面相となり犯罪者を裁いたカガミ。
アケチに逮捕されるのは予感していたから、急いでさばき続けた。
スナガはすぐ殺さないよう、自宅でゆっくり殺していた…。

「だが…二十面相は死なない」
アケチに最後の言葉を残すカガミ。
その言葉通り、釈放されたワタヌキが被害者サチコの父に殺される。
法が裁かないなら、自ら復讐するしかないのか…。

責任能力が無いから裁かれないのは、被害者には納得できないことですよね。
法は犯罪者の人権は配慮しても、物言えぬ被害者には何もしない。
ずっと言われ続ける矛盾ですね…。

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