パラレルワールドでもアイドルヲタは居る
班長、それは武士の情けで見逃してください(汗)。会員番号7番って相当な入れ込みようで……しかもこんな良い大人が(大汗)。きっと有給の時には國鉄でおっかけですな。
鹿島 乃亜
人気アイドルユニット“unoB(ユーノビィ)”のメンバーで現役高校二年生、公安隊一週間隊長を務めてますが原作9巻では遂に本気で公安隊短期研修受けちゃう事態に……。このアイドルユニットは四名いるのですが……。ソロでの路上ライブから駆け上がっているのでここら辺はももいろクローバーZの設定も……。
踊り子号
高山の鉄ヲタもまだまだ……日本人文学者初のノーベル賞を受賞した川端康成氏が1927年に発表した作品を模した特急です。作品自体は六回も映画化され、当時人気だったアイドルが主演しているのも特徴。ドラマでもNHK連続テレビ小説(1961年)として放送され成功したので今でもこのシリーズが続いているんですね。他にもNTVの青春アニメでも取り上げられてます。
因みに最近になって川端康成氏が交際していた女性に出したラブレターが発見されており、彼女とは結局は結ばれなかったのですが初期の川端作品に見られる描写の元になったとも。
それにしても踊り子号にあんな客車をつけるなんて……JRがやってみるかと言い出したらどーするんですか?因みに使用された列車は二話で登場した新幹線リレー号にも使用されてます。
原作では
舞台は和歌山県の白浜となってます、そして登場するのがOPでも出ている気動車……分かりにくいと思いますが凄いんですよ、何しろ動力源がガスタービン、主に船舶なんかも使われてますがアメリカ軍のM1戦車にも使用されてます。実際国鉄も試作したんですが騒音がデカイ、燃費が悪い(しかも発車時にはディーゼルエンジンによるアシストが必要)、排気ガスが陽炎が立つほどに熱い(人体に触れたら大火傷レベル)……なので没になったんですがこちらの國鉄はなぜか採用(マテ)。
(陸自の戦車は全部ディーゼルエンジンにしてないと歩兵との連携が取れない)
しかもこいつを紀伊半島経由の新大阪~名古屋(運行上一日に一回は名古屋、他は紀伊半島の白浜や新宮まで)の特急くろしおとして運行、更に振り子式プッシュプル式と言う日本の鉄道では狂気に満ちた設定です。プッシュプル式とは客車を前後に機関車を挟む方式で海外の鉄道ではスタンダートでTGVがこの方式、日本では地形や高度経済成長の際に都市間輸送の効率化で国鉄は動力分散方式を取り電車に力を入れる事になります。そうでないと蒸気機関車を増やせば給水や石炭補給の為に多くの駅が拡張せざる得ない、だが駅前は既に住宅地か商業地……なので電車に力を入れる事になり自然と動力分散型が当たり前になっている訳です。
更に振り子によりコーナーでも安定走行を可能にしてますがこの特急には食堂車があるのでエクストリームランチ(バーニア600氏命名)が……ちと映像化しなかったのが残念。
路上アイドルといえば以前「川嶋あい」という人にハマりました。バックは学生さんが起業した新興事務所とのことなのに、もしかしてソニーMEの後押しもあってかTVでも結構採り挙げられました。しかし鹿島乃亜さんのようには行かず、泣かず飛ばず。自分もマンネリを感じて興味を失ってました。
でも最近、「琴浦さん」や「一週間フレンズ」のクレジットにその名を発見してとても懐かく思い出しました。これからは、TVK「サクサク」菊谷Dの弟さんみたいにアニメ音楽で活躍して欲しいです。