恭介の語るこの世界の秘密。
何度もの失敗の末にたどり着いた結末…　
全てが終わり、全ての始まる時へ。　　　

ついに四人になった仲間。
揺るぎない自信を持った理樹は、部屋に閉じこもった恭介を迎えに行く。
幼い頃、理樹は恭介に手を差し伸べられ、救われた。
今度は理樹が恭介に同じことをしようとしているのだ。
一方、恭介は深い闇の中でこれまでのことを思い出していた。
５月１３日、学園に戻ってきた時のこと。
野球チームを作った時のこと。理樹が女の子たちを救ってきたこと。
恭介はその時、どんな考えで行動していたのか――。
　

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理樹、お前がリーダーだ！

謙吾も仲間にした理樹
理樹たちは、最後の５人目、恭介を迎えに行くことに。

今の恭介は、あの日の僕なんだ
あの日、恭介が僕にしてくれたように、僕が恭介を助けるんだ






恭介の物語。
避けられない絶望的な出来事。
最後の力を振り絞って、恭介は時間を遡ってこの世界を造り出した

理樹と鈴を避けられない現実と向き合えるよう強くするため
何度もやり直し続けた恭介。

真人は全て知った上で協力してくれ、謙吾は理樹たちを守ろうとして反対した。

野球チームを作る計画となり
メンバーとして、同じ運命となるヒロインたちを巻き込んだ。
それぞれ生き方に未練のあるヒロインたちを。





小毬ちゃんのお蔭で鈴も話せるようになり
理樹もヒロインたちを助けて強くなっていった。
クドも運命に立ち向かって難関をクリア…




やがて恭介も、こんな楽しい時が、永遠に続けばいいのにと思うようになった。
だがこの世界を支える力は、次第に衰えていった…

来ヶ谷さんが消え、葉留佳・クド・美魚も去って行った。




私はもう少し残るよ。　最後まで鈴ちゃんを見守っていたいから

残ってくれた小毬ちゃん。
もう出来るのは見守るだけだけど。





理樹は最後の課題を鈴に与える。
リトルバスターズのメンバーから離れ、一人で頑張れるように。

しかし強引な計画は、鈴にトラウマを与えるだけで無残に失敗。




計画のために謙吾をたばかりもした
その結果が失敗だったことに深く絶望した。
それでもまた繰り返そうとした恭介。

そして現実でも何とかしようと傷だらけの体で進もうとしていた
燃料の引火を防ごうと？




恭介はもう限界を感じるが…
理樹が一人で仲間を集めていくほど成長してるのを悟る。

理樹たちにチャンスを与えるために、自らの体で引火を止めようとする…

それができたらちっぽけな俺の命にも意味があったと、最期にも思える…

やり切ったと力尽きる恭介
その前に光が差す…




恭介、来たよ。　僕らはリトルバスターズだ！
さあ、恭介！

手を差し伸ばす理樹を強くなったと感動する恭介。
その手を取って恭介は後を任せて大丈夫なのだと確信する。

全てが終わった…　そしてここからが全てのはじまりだ
いよいよこの世界の終わりが訪れ　理樹たちに悲しい現実が襲いかかる時が。

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